■第二期ざうまがスタート

・1999年４月のざうまが

ざうまが廃刊の反省もわずか２週間しか続きませんでした。

ザウルス界の災厄・アイクルーズ発表と発売の４月はその後のざうまがの方向性に多大なる影響を与えました。

ニュースだけに止めようと考えたざうまがFLASHの考えを捨てて、超辛口系暴言メールマガジンへと変貌を遂げつつあるのが４月です。

ザウルスユーザー止めますか？　という記事を盛んに流していたのもこの頃です。

結果的には思いとどまったのですが、かなりやばい事態だったのは間違いありません。

・1999年５月のざうまが

５月は業界のお祭りであるビジショウが開催されるため、ザウルスチームもユーザー懐柔策をあれこれと公開しています。

バグ対策ソフトであったり、機能改善予告など色々あるのですが、賢いユーザーはだまされちゃダメなのですよ。

この月にざうまが4000部突破しました(^^)/

・1999年６月のざうまが

アイクルーズ問題とザウルスシェア低下

６月はザウルス界にとって暗い話題ばかりでした。

新製品のはずのアイクルーズが発売わずか２ヶ月で半額以下で売られるという情けない事態となり、売れていないことを世間に知らしめました。

Windows World Expoという業界のお祭り直前に発表されたハンドヘルドデバイスに関するIDG調査結果ではシェアが25%も下がったという結果になっています。

ハンドヘルドデバイス分野の伸びは全体で24%伸びているのでザウルスの落ち込みの大きさがわかります。

アイクルーズという現実を突きつけられると、本当にザウルスは終わったと思われても仕方がなかったのがこの時期です。

・1999年７月のざうまが

東芝問題はネット上で企業を告発することの有効性を知らしめたと同時に企業が組織防衛するためには手段を選ばない事も思い知らされてくれました。

ざうまがも注意しなくちゃ(^^)/ といいつつ、シャープさんは滅多にクレームを付けてこないので良いのです。 ZABの担当者とFZAURUS担当者ぐらいだな、無茶苦茶なことするのは。

７月は色々ザウルス界にとっての情報が多かったのですが、その情報がネットに流れずせっかくの「ザウルス」露出機会を減らしています。

シャープ・ザウルスチームの広報体制やＳＳＴの広報姿勢の甘さがその根本原因だと思うのですが、ユーザーからするとメディアにザウルスが載らないことに対するいらだちがあります。

・1999年８月のざうまが

発行回数激減(^^;　アイクルーズでザウルスに失望したことと、プロバイダ変更におけるゴタゴタでやる気が無くなってました。

CNETＷｅｂにおける「ザウルスの目指したもの、そして未来」の記事にはザウルスの未来への期待が持てたと同時にメーカーの考えるザウルスとユーザーの考えるザウルスへの思いとの間にギャップがあることを伺い知ることができました。

これが後のザウルスランキングのヒントになっています。