■増え続ける行数

 ざうまが1号では各編集担当のレギュラー企画が本格化していませんでしたが、2号から正式にスタートさせるべく準備作業に入ります。

 私の準備作業開始が遅かったという面と原稿を書く方も試行錯誤が必要だったためスケジュール的にかなり詰まった状態となり、配信日前2日は徹夜状態でした。

 レギュラー企画記事の方は編集部スタッフの尽力により内容的には良い物ができましたが、それに比例するように文章量が多大なものとなります。

 2号の完成原稿は600行を超えていますが、準備稿段階では1000行を超えるのでは?と思えるほど文章量の多い物でした。

 さすがにこれではまずいので幾つかの記事を次号回しとし、各担当の記事にも手を入れて削れれるだけ削り600行(約32KB)に押さえ込みました。

 ただ、これでも多すぎるとは感じており、20KBあたりまにしたいとは思っています(^^;

 果たしてどれくらいのサイズが良いのか? まだ読者層が掴み切れていないため、4号を発行した後でアンケートを取ってみたいと考えています。


・ざうまが世論調査

 1年ほど前モバイル系雑誌に寄稿したことがあり、その時思ったのが締め切りの苦しさと原稿のネタ出しの難しさです。

 締め切りの問題は私の性格が「夏休みの8月31日」的なため、切羽詰まらないとなかなか動かないという事が原因です(^^;

 雑誌原稿の締め切りに関してはあちこちでご迷惑をおかけしました。 当時の編集者の皆さんの気持ちが今分かるようになりつつあります。(モバプレの某氏、日経モバの某氏にお詫びっと(^^; )

 締め切りに関しての問題は私以外の編集者に頑張ってもらうとして、 「ざうまが」としての企画等はあれこれ考えておく必要があります。

 楽してネタを集めるには...と、あれこれ考えた結果が読者の皆さんから情報をもらうという「ざうまが世論調査」、「トホホグッズを探せ!」です。

 ざうまが世論調査は毎週PDAに関するテーマでアンケートを取り、その結果をざうまがに載せるというお手軽企画で、テーマさえ考えれば読者の皆さんのご協力により1週間分の記事ネタができてしまうというものです。

 幸いなことに、世論調査へのご協力が思った以上に多いため集計データの傾向を出す上で適度なバラツキが生じ、それを集計分析しながら新たなネタが生まれてくるという2次的なメリットが生まれてきています。

 世論調査は良い企画でした(^^)/ ご協力いただいている皆様に感謝m(_ _)m

 ただ、アンケート結果の集計を行う手間とかWeb上で画像を付けて解説する手間というのも結構あって、それほど楽じゃない(T_T)というのが担当者としての本音なところです。


・トホホグッズを探せ!

 もう一つの「トホホグッズを探せ!」も「まるとWeb」ご訪問者からのメールがヒントになりました。(Thanks なちゅびさん)

 雑誌の記事やカタログ、Web上では一見便利そうに見えたグッズでも実際に購入して使ってみたら「トホホ」となるような物が結構ありますね。

 雑誌でもこの手のネタはあるのですが、モバイルグッズに限って集めれば「ざうまが」的な記事にできます。

 2号で配信したトホホは編集部アレックスさんが購入した指輪型タッチペンで便利そうであまり便利では無い点がトホホ度の高い物でした。

 今後は読者の皆様から寄せられるトホホグッズをネタにした記事にしたいと思っています。

 トホホ物に関しては私自身結構持っているのでネタ的には当面困らないのかも?と思っています。


・新型ザウルスの噂

 2号の行数が増えた理由の一つに「新型ザウルスの噂」があります。

 昨年の11〜12月にかけて新型パワーザウルス情報が流れたのですが、その時は登場せず代わりに伏兵とも言えるコミュニケーションパル(MT-200)がいきなり登場しました。

 これが噂として流れていたのかとおもっていたのですが、実際は98年度中の発売が延期されて、いよいよ発売される時期が近づきつつあるというのが真相のようです。

 複数の情報を集約するとある程度「新型ザウルス」の概要が浮かびあがり、急遽記事化を行い掲載しています。

 これが首を絞めるように行数を増やしてしまいました。


■2号配信

 配信前に全体をシェイプアップしたものの600行を超え、「う〜ん、まずいかな?」と思いながら言い訳がましく「今号はレギュラー企画スタートの特別号に付きデータ量が多くなっています」などとヘッダに書き配信を行いました。

 2号は1907部ともう少しで2000部です。

 メールマガジンの世界(まぐまぐ扱い)では1万部を達成できるのは全体の1%にも満たない程難しい到達点ですが、2000部を超すと「まぐまぐランキング」に載ることができるので密かな目標にしていますが、3号ではたどり着けそうな雰囲気です。

 発行部数が全てではありませんが、「作って良かった」と思える指標でもあり、数値の上下が「ざうまが」に関する評価という意味であるとも考えており、購読者数の伸びを励みとしつつ一層面白い物を作ろうと誓うのでした。


・2号での課題

 一番の課題は行数の多さです。

 こちらは3号以降で減量させてみたいものです。(といいながら予定稿で超えてます)

 もう一つは打ち合わせの問題で、編集者勢揃いでチャットを使い行う打ち合わせが各員の時間的な都合とかみ合わず、ネタ出しや記事を書く上での相談事などがうまくできないということがハッキリしました。

 準備号他でもなかなかかみ合わない部分があるとは感じていたのですが、2号では問題が顕著に出たため、非同期で打ち合わせを行う方針に変えました。

 全体的な打ち合わせは月1回もすれば十分でしょう。

 以後、打ち合わせは新規に用意するメーリングリストや既設の掲示板を利用して行うことになります。

 チャットに関しては無駄話の中からネタ出しができるというメリットもあるため、時々はする必要を感じています。


・メールマガジンの作り方

 2号を配信してから「まぐまぐWeb」を見ていたら「メールマガジン作成講座」というページがあるのに気付きました。

 この時まで気付かないのはマヌケとしか言いようがありませんが、作成講座を読むとメールマガジンを作る上での注意点や読みやすさのためのヒントが満載です。

 これをじっくりと読み、ここからリンクしているまぐわーるど −メールマガジン情報サイト−で長続きする秘訣的な物を見て3号でフォーマット見直しを行うことにしました。

->ざうまが3号へ