■カラーザウルスオープニング画像の解析
カラーザウルスのオープニング画像は、内部メモリ S5: に OPENING.ZPMというデータ形式で登録されています。
このデータは、16ビット/ドットのデータになっています。
OPENING.ZPMを加工してBMP形式に変換した画像 |
この画像形式は、Windows上のグラフィックツールで作成するのが難しいのではないかと思います。
手持ちのツールを調査したところ、16ビットカラーに画像を変換できるものはありませんでした。
16ビットカラーがあったとしても、実際の画像は24ビットカラーで保存されてしまいます。
解決方法としては、画面モードを16ビットカラー(65536色)にして、画像をクリップボードにコピーすると、コピー後の画像は、16ビット画像になることを利用して専用ツールを作成しました。
もう一点の問題は、一言に16ビットカラーといっても数種類のフォーマットが考えられる点です。
16ビットでRGB値を表す場合、R:5 G:5 B:5などのようにビット分割の方法が異なると元のデータが正しく作成できません。
実際に上記画像は、Windows 3.1で得られたもので、Winodws 95では以下のようになってしまいます。
Windows95上で表示したOPENING.ZPM画像 |
現在このツールを作成中ですので、近日中に公開します。