■Win98のインストール形態による違い

Win98の赤外線通信ドライバに関して幾つかの問題が生じているようです。

内蔵赤外線ポートへのインストールやWin95で正常に設定された状態でWin98にアップグレードした場合には問題が生じないようですが、CE-IR5などの独立タイプのインタフェースを使う場合、Win98の初期化状態でのインストール後に赤外線通信ドライバを組み込む場合やWin95の赤外線通信ドライバを削除してWin98のドライバをインストールする場合に問題が生じる可能性があるようです。

私も経験したのですが、マザーボード上にIrDAインタフェースが実装されていたり、CE-IR5以外の赤外線通信インタフェースが存在する場合に組み込み順序の問題でCE-IR5用ドライバが有効にならない場合があります。

インストール形態 ドライバの状態
Win95->98アップグレード Win95用ドライバ及び赤外線通信モニタがそのまま引き継がれます。

この状態で一通りの通信は可能ですが、一部機種においてはザウルスアプリの光通信で正常にできない場合があるようです。

Win98初期化インストール

ノートPC内蔵赤外線インタフェースの場合

赤外線通信インタフェースに関してはプラグ&プレイで自動インストールされれる場合と、手動でインストールする場合がありますが、どちらも問題なく組み込めるようです。
Win98初期化インストール+CE-IR5の場合 CE-IR5以外に赤外線通信インタフェースが存在するとインストールに問題が生じる場合があります。 

CE-IR5だけなら問題なくインストールできるはずです。


■Win95とWin98の違い

Win95の場合は赤外線通信モニタの設定項目中にアダプタを接続しているポートの設定がありましたが、Win98にはありません。

よって、Win98ではドライバをインストールするときに設定したポートを後から変更する事はできません。(できないことは無いのですが、非常に面倒な手順です)

この点を考慮してインストールする必要があります。

->CE-IR5用ドライバのインストール