■ザウルスのテーマは銀河を飛ぶ千鳥

パワザウの蓋をを見たとき林氏は「凸凹しているのが面白そう」と素材の形状を活かしたイメージを描かれたようで、「銀河を飛ぶ千鳥」的なものが実現しました。

基本的な工程はザウポケと一緒です。

ベース ベースとなる部分をエアブラシで吹く

顔料の特色で、パワザウの蓋のメタリック感が残った状態で塗られていきます。

箔載せ 樹脂を塗り箔を載せる

光硬化樹脂を載せ一度硬化させてからレーザー箔を載せていきます。

箔載せ作業中 箔載せ作業の途中

一見するとランダムに載せているようですが、作家の感性がいかんなく発揮されている部分です。

らでんを載せる 螺鈿を載せる

樹脂を重ねながら千鳥や花の螺鈿を置いていきます。

一心不乱 描き続ける林氏

描いている最中は無言になるため、見ているこちらも緊張してしまいます。

魂が宿る瞬間 魂を入れる瞬間

UFOの落款が押されます。

更にこの上に樹脂が重なり箔などが置かれて完成です。

完成品 完成したパワザウの蓋

凹凸のあるパワザウの蓋の形状を活かしたデザインと、見る角度で反射が変わるため、非常に面白い作品となりました。

同じパワザウでもMI-506のフラットな蓋よりMI-610の蓋の方が良いみたいです。

パワザウ
水玉のような水滴が飛んでいる姿がおわかり頂けるでしょうか?

この立体感も味わい深いです。


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