■複雑な構造のカメラ部分

今回の解剖で最も難儀したのが、カメラ部分です。 

この中にはCCDブロックしか入っていないのですが、解剖の際にレンズ部分のシャッターだけではなく、黒いパーツも外す必要があります。

一番最初に解剖したときはこのパーツがあることに気付かず、危うくパーツ破損をするところでした。


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ag05-head.jpg (18159 バイト) カメラ部分

この中にレンズ&CCDブロックが入っています。

右側は本体と結合する部分ですが、複数のパーツから成り立っており、解剖には慎重な記録取りが必要でした。

また、フレキシブルケーブルの巻き数などにも要注意です。

ag05-head-open1.jpg (25081 バイト) 筐体を開けたところ

筐体を開ける前にはカメラ部を回転させるために必要なパーツを外す必要があります。

また、フレキシブルケーブルを支えるパーツの取り外しと方向性に注意する必要があります。

筐体解剖 筐体とレンズ&CCDブロック

このように解剖することができます。

レンズ部分 正面

レンズが付いている面です。

ag05-ccd2.jpg (18639 バイト) 裏面

レンズ側の裏面です。

ag05-ccd3.jpg (15400 バイト) 側面

上側に入り込むフレキシブルケーブルはCCD用、下側はステッピングモーター駆動用と思われます。

ag05-ccd4.jpg (20692 バイト) 横面

右上部分の金属パーツはレンズ駆動用のステッピングモーターです。