■MI-P10にCE-AG06は不要
はっきり言ってMI-P10に専用デジカメCE-AG06を付けるメリットはありません。
撮影時のファインダーはザウルスの画面を使うのですが、液晶の能力が低いためデジカメから転送されてくる画像に追いつけず常にぼやけた状態となりピントを合わせることが困難です。
また、画質もお世辞にも良いとは言えません。 「デジカメ」代わりにするのは無理があります。
画像メモ的に使うなら使えるかも知れませんが、「デジカメ」という言葉に過度な期待をしないようにしまよう。
■デジカメユニット外観
正面 カード部分はコンパクトフラッシュメモリサイズです。 |
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裏側 特に何も無い(^^; |
■CE-AG06でできること
各画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
・人物撮影
人物画像に適した設定で撮影できます。(多分ホワイトバランスが蛍光灯になっている)
蛍光灯下でCFカードを撮影(接写6cm) ・風景撮影
景色を撮るのに適した設定で撮影できます。(多分ホワイトバランスが日光になっている)
風景 MI-P10のファインダ画面上で見たときはピントが合っていたように思えるのですが、実際にはこのようにピンぼけになっています。
屋外で自動車を撮影 この画像もピンぼけ気味です
屋外で花を撮影 ピントの合う範囲が狭くなっています。
同上 白色が色飛びしています。
定点観測 CE-AG06で撮影
定点観測 オリンパスC-820Lで撮影
・ドキュメント
書類、看板、時刻表などを撮影する際に適した設定で撮影できます。
ドキュメントモードで撮影した場合、画像は画質劣化の少ないPNGフォーマットで保存されます。(ただし、モノクロ)ドキュメントモードの場合フォトメモリ上では無く、パーソナルデータベース2上のフォトアルバムに登録されるのが問題点で、画像関連は全てフォトメモリにまとめて欲しいところでしょう。
また、PNG形式の画像サイズが大きくなり過ぎるのも問題で、すぐにメモリ不足で泣かされます。
ドキュメントモードで時刻表を撮影 (注:拡大画像はPNGフォーマットのためザウルスでは表示できません)
比較用 風景モードで撮影した場合(画像はJPEG形式で保存されます)
新聞のTV番組表を撮影 ピントさえ合えばメモ的に使えます。
・連写(分割)
4コマ、16コマ、64コマ連写機能です。
VGA(640x480ドット)、QVGA(320x240ドット)、1/16VGA(160x120ドット)の画面を分割した形連続撮影します。
VGA(640x480ドット)の場合は64連写まで、QVGAの場合は16連写まで、1/16VGAの場合は4連写までという制限があります。
道路を走る車の様子 この程度には使えます。
■その他
CE-AG06のパッケージ詳細を紹介
デジカメ撮影時の設定について