■問題もある

 調査段階では気付かなかったのですが、デジカメを刺すとACアダプタのコネクタを覆うためACアダプタ併用ができません。 デジカメは消費電力が大きいため、モバイル中ならともかく室内での資料作成中に使えないのは大きなマイナス点となります。

CAM-DENGEN ACアダプタコネクタの位置

 この場所にあります。

CAM-DENGEN デジカメを刺すと...

 ACアダプタが刺せません。

 クレードルにセットした状態ならACアダプタを刺したときと同じ状態になりますが、この状態で撮影するのはマヌケとしか言いようが無いし(^^; 重たいです。

 充電池だけだとすぐに力不足になります。


■すぐに撮影状態にできない

 MI-506/610ではワンタッチで撮影状態にできたのに、アイクルーズでは撮影状態にするまでに数ステップ必要になります。

MI-610 CARD MI-610の場合

 「カード/カメラ入・切」にワンタッチで撮影可能状態になります。

基本メニュー アイクルーズの場合

 ホームメニューから「デジタルカメラ」を選択します。

 操作的には2ステップなのですが、展示会などでは「撮影->チェック->撮影」のような繰り返しが多いため余分な操作にはストレスを感じます。

サムネイル サムネイル生成速度が遅い?

 パワーザウルスの時はさほど気にならなかったのですが、デジカメで撮影後電子アルバム表示したときにサムネイルが生成されますが、その速度が遅く感じます。

 特に大量に画像撮影した後は非常に長い間かかるためイライラします。(当然電池も消耗するのでしょう)

 デジカメと電子アルバムは表裏一体なはずなのに、電子アルバムから撮影状態にできないのは問題でしょう。

 デジカメのシャッターボタンを押したら撮影状態になるような配慮があれば使い易くなったのに... 


■いきなり筐体に傷が...

 う〜ん、16万円もするのに筐体の成形はなんか安っぽいし歪みが出てる。 おまけにデジカメ刺す時に筐体に傷付けるしと満足感低いな〜

CRUSH デジカメ用コネクタの蓋(アイクルーズ側)

 爪で引っかけるだけなのに既に変形しています。

CRUSH デジカメコネクタ付近の筐体

 抜き差しするときに触れてしまうのか、このようにめくれています。


■デジカメ機能としては評価できるがシステムとしての評価は低い

 CE-AG05に対してはCE-AG03で問題と感じていた部分が改善されていますが、撮影ソフトに関してはパワーザウルスの時代の方が分かり易かったのでは? 

撮影セッティング アイクルーズの撮影画面

 画像サイズなどの設定は別途メニューを開く必要があります。

MI-610 パワーザウルスの撮影画面

 この画面から全て設定できます。

 これで良いんじゃない?