■パソコンとのデータ交換を簡素化するPC送信箱/受信箱
PC送信箱や受信箱は機能と言うよりはパソコンとのデータ交換専用フォルダ的なものです。
情報ファイルを兼用しています。
ザウルスからパソコンに転送したいファイルはPC送信箱に入れておけばパソコンとのシンクロ時に自動的にパソコン側にデータが渡されます。
逆にパソコン上のデータもシンクロ時にザウルスに受け渡されます。
シンクロには「ザウルスパワーコネクション」が必要ですが、これは専用クレードルを購入すれば添付されています。
■Powerリンク
これはMI-C1に搭載されたパソコンとのデータ交換機能です。
従来のPCリンクやPowerPIMMリンクに比べて高速な通信処理が可能とされています。
PCリンクはデータのシンクロ(パソコン上のデータとザウルスのデータを同一化する)処理とパソコン送受信箱中のデータを処理するときに使われます。
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PCリンク パソコンとザウルスとの間で各種データを相互にやりとりできます。 やりとりしたデータは基本的に「送信/受信ボックス」に入ります。 |
■ケーブル/光通信
こちらは各機能のデータを個々に転送する際に利用します。
1データずつ、指定データの転送が可能です。
対パソコン通信でも利用されますが、ザウルス同士の通信に利用されることが多い機能です。
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ケーブル/光通信 ザウルス同士、ザウルスとパソコン間でデータを交換する場合に選択します。 機能によって選択できない場合がありますが、その場合は通信によるデータ交換ができない機能です。 |
■バックアップ/リストア
ザウルス上の全データをバックアップ/リストアする機能です。
対パソコンの他メモリカードに対するバックアップ/リストア機能があります。
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バックアップ/リストア ケーブル通信や光通信によるバックアップ/リストアもできますが、できればフラッシュメモリカードを使ったバックアップ/リストアを行った方が良いでしょう。 通信によるバックアップは今ひとつ信頼性に欠けることとバックアップ/リストアに要する時間がかかりすぎます。 |
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追加受信(MI-C1以降に搭載) 他のザウルスでバックアップしたデータをリストアする場合にはこの機能を使います。 古い機種と新しい機種にデータの互換性が無いため変換処理をしながらリストアします。 リストアするデータは任意に選択することができます。 |
■パソコンデータ画面
ザウルス上にある各種ファイルを表示するリスト画面です。
ザウルス基本機能ファイルは表示されず、パソコンとの間でやりとりされるDAT,JPG,GIF,TXTといったファイル名が表示されます。
なお、裏技(機能にタッチしてから上矢印)を使うとザウルの内部ファイルも含めて全て表示されます。
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◆PCデータ ザウルス内部データのうちパソコンとの間でやりとりが可能なデータを表示します。 不要になったデータは削除する事ができます。 |