■ザウルス使いこなしのカギ

情報ファイルの概念はしばらく使ってみないと理解できない部分があるのですが、Windowsで言うところのショートカット的なものです。

「ファイル」として分類項目を作成し、その中にザウルス上の各機能データのショートカットを登録していきます。

情報ファイルにはザウルスの各機能データを横断的に登録することができます。

情報ファイルに登録したデータは各機能の画面ではデータの絞り込み機能として利用することができます。

例えばアドレス帳では通常全てのデータが表示されていますが、情報ファイルを選択するとその情報ファイルに登録されているデータだけ表示させることができます。

活用方法としてはプロジェクト管理をする場合にスケジュールデータ、アドレス帳から参加者、ワープロ機能からプロジェクトに関する文書、ボイスメモの会議録音データ、フォトメモリから現場写真などを情報ファイルに登録することでプロジェクトにまつわるデータを一覧することができます。

この考え方の延長で、仕事とプライベートのデータを情報ファイルを使って分類することができます。


もう一つの活用法は「アクションプランナー」で抽出されたデータの保存場所です。

アクションプランナーはザウルス上の各機能の中からキーワードが含まれるデータを抽出する機能です。

プロジェクト管理と同じように複数の機能にまたがった関連データを抽出して一つの情報ファイルにまとめることができます。


情報ファイルの分類方法など使いこなしには多少慣れが必要ですが、自分好みの分類でデータが管理できる使い勝手の良さはザウルス活用のカギとなりますので試行錯誤をしながら自分にあった分類方法を編み出しましょう。

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