■ターンテーブルの改良(2001/06/05〜)

ステージ5までのケース回転システムはレコードプレーヤーのターンテーブル上に木のブロックを置き、その上にケースを置いていました。

木のブロックを置くのはプレーヤーの枠やモーターとケースがぶつからないように高さを稼ぐためと、カメラを載せているフォークリフトのフォークにケースが当たらないようにするためです。


ステージ5における木のブロック設置状況

木のブロックは手持ちのものを使ったため1片あたりの高さが低く、3個重ねた上にもう少し高さを稼ぐために雑誌などを置いていました。

この方式の欠点は木片が分離しているため、ケースの回転中になんらかの障害物に当たると木片がずれて場合によっては崩れてしまいケースが傾くということです。

ライブ中に数回木片が崩れたことがあります。

もう一つの欠点はケースとターンテーブルが固定されているためケースだけを手動で回転できないことです。

ライブ中にもエサを与えたり水を換えたりと色々世話をしているためケースの角度を変えたくなるのですが、その度にリモコンユニットを持ってきて回転させる必要があります。


そこでステージ7ではケースが手動でも回転できるような固定方法に変更しました。


ステージ7におけるケース固定のための土台

自由に回転できて高さも稼げる土台としてハムスター用の車(滑車(^^?)を使いました。

ターンテーブルの中心にはレコードを固定するための突起があり、そこに車の中心にある穴を合わせています。

木片を置いているのは滑車だけでは不安定なためです。(滑車の形状が中心を凸としてなだらかなすり鉢上になっているため)


車により十分な高さを得られている

この車上にケースを置いています。

高さに関しては木片3個に雑誌1冊分以上の高さを得ることができています。

手動でもそれほど力を入れずにケースだけ回転させることができます。

ケースと車の間の接触面積が狭いため若干ぐらつきがありますが、テスト期間中にケースが転倒するなどの事故はありませんでした。

次の改善点は安定した固定方法を考えます。


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